2020年9月4日金曜日

観客目線での客席の様子や、ちょっと不安になった対応まとめ(覚書)

ちょこちょこ再開し始められるようになった劇場での観劇。

観客として客席に座った印象や、不安に感じたことを、今後のために覚書としてしたためておきます。


<客席の様子>

・ちどりに椅子を置いたり、映画館や大劇場では1~2席ずつ開けて座る

→単純に、みやすい。普通にみやすい。

舞台見えなくて左右に体傾けてみることが日常茶飯事だったのですが、ほぼゼロ。

以前、「コメディとかだと客席淋しいのツライ」みたいなの耳にしたことありますけど、

わたし個人としては気にならず。むしろ集中して観るには快適。ありがたいくらい。

ただ演目中に拍手したり大向こうがあったりする、ミュージカル・歌舞伎とかは淋しく感じそう。

実際、ミュージカルではお歌やダンスの後の拍手がいつもよりも少なくて、ちょっと淋しかったかな。でも、拍手を聞きに行くわけではないので、わたしにとっては大きな問題ではありませんでした。


・「前説の注意…届いてる?」

場内スタッフが、観客に声をかけずらい状況になってるなぁ。と思う。

一般的には、開場中であっても劇場内の写真撮影は禁止…で、そういう人を見つけたら、

場内の人が注意してくれたりする。

でも現状、接触を避けなきゃいけない状況だと、余計に大変になりそうだなぁ…。

今日の舞台では、前説アナウンス+場内スタッフが通路上がってくるパターンの注意があったけど、

飛沫防止のためか声も抑えめで、気づいてない・聞いてない観客も多いだろうと感じました。

張り紙もあったし、事前のお手紙内にも同様の文面があったけど、

それでも守れない人がいるのも事実…。

制作さんの声がそういう観客に届かないと、不快をこうむるのは他の観客なんですよねぇ。


<不安になった対策>

・上記に続くが、不容易に声かけができないということが強い。

劇場内以外にも、ロビーや、小劇場なら道端に案内スタッフが出てくれていることがある。

道に迷っていたり、トイレを探していたり、困ったことがあったりしても、

通常であれば「劇場こっちです」「席まで案内します」「トイレ・喫煙所はあっちです」とか、積極的に教えてくれる人たちも、

この状況下では、おじぎとか「いらっしゃいませ」とか、”何かあった時は対応します。”のスタンスになってしまうので、そこがちょっと不安になりました。

その劇場によく通っている、勝手がわかってる人なら問題ないかもしれませんが、

新規や不慣れの人にとってはどうしても不安さが拭えないのかなぁ。

こちらからヘルプを出せば対応してもらえるので神経質になる必要はないかもしれませんが、、、。

「客席へはエスカレーターお上がりください」の一言がないだけで、すっごい迷子感がありました。


思い出して気が向いたら追記していくかもしれません。

とりあえず、3つだけ。

観客目線で、こういう対策嬉しかったことのまとめ(覚書)

最近めっきり劇場へ足を運ぶ機会が減ってしまいましたが、

それでも観に行った作品・会場でなされていた、『新型コロナウイルス感染拡大防止対策』で、「あ、これしてくれたら結構安心」とか、「なるほどー。」と思ったことの覚書。


・マットによる靴消毒

→劇場への入場前に、アルコールしみ込ませたマットで靴の消毒。

 日本の”靴を脱ぐ文化”が感染拡大予防に役立ってるのではないかという話も合ったので、

 これは結構「おっ」と思いました。

 靴脱ぐ劇場で体験しましたが、もっと浸透してもよさそう。足組んだりとかするしね。


・スタッフによるアルコール噴射

→施設に入ったときとか、誰が触ったかわからないアルコールポンプをプッシュするのが

 ちょっと気になるなぁ…思うことがあるので(なので手の甲でプッシュか自分の使う)、

 入場口でスタッフさんにシュッとしてもらえるの結構ありがたく感じました。


・分散入場

 →2階席…1時間前、1階席30分前から入場開始。

 これにより、売店(物販ブース)の人込み、トイレの混雑もほぼなし。ありがたい。

 小劇場だと…”自由席”が今後引っ掛かり始めるやも。指定席なら、分散入場も可能かな。

 開場中に気が変わって席移動したりするのを考えると指定席のほうが安心感はある。

 ⇒「自分で席選べる良さ」もあるし…むつかしいかな。小屋入りしてからハッキリした

 客席数が決まることも多いから、そこも課題。


・当パンは各自取るスタイル&QR読み取り

→受付後ろに当パン束あって欲しい人が各自取るスタイル。これいいなぁと思いました。

 ほかの人が触ってるていうリスクもあるにはあるけど気になる場合は触らなくても良い。

 折り込みチェックしない人は荷物も減るし(そもそもあんまりないか…)、

 QRコードでパンフデータ読み取りできたりすると、結構かなりアリよりのアリでしょう。

 微々たるもんですけど、印刷代もほんのちょっと抑えられたりするのでは。


・前説アナウンス

→ちょっと寂しいけど、前説は録音か影にすれば、少しでも飛沫は防げそう。

 大劇場でやる、制作さんが注意書き持って前から通路を上がってくるのん、

 めちゃめちゃ好きなんですけど、今日観たのではかなり控えめでした。

 そのせいかはわかりませんが、しっかり注意を聞いてる観客は少なかった気がします。

 とはいえ、観客のマナーがとても良く、不快はなかった。マナー&モラル!


・コロナ追跡システム事前登録のお手紙

→会場にQR掲示だけだと、当日パッと行ったら面倒でやらないなぁ‥と(すいません。)

今回は、事前に手元に届いたチケット+お手紙で、「団体と大阪の追跡システムの事前登録してください」と同封してありました。

入場時、開演前、上演後に改めて改めてシステム登録のお願いをしていた。

そのぐらいしないとダメなんでしょうねぇ、やっぱり。

小劇場だと、予約確認や前日確認の際のメールで対応するしかないのかしら。

それだけでも少しは変わりそうな気はする。

加えて、2週間後にもう一度、団体orチケットシステムとかから「体調大丈夫ですか?」の連絡が来たりしたらベストですよね。


・検温&「その場で返金します」の明示

今や、施設に入る際の検温はマストになってますよね。37.4度以上だと入れませんと。

でも、いざ当日「入れません!」(調子悪かったらもちろんいかないんですけど)

てなったら、「え、、、チケット代……」てなります。

これ安心やなって思ったのは、「その場で返金します。」ていう文言。

大体の場合、『37.4度以上の人は入れません』としか言われないし書かれてないように思います。

多分これ、当日精算が多いからなんですけど、前売とかで事前にお金払ってたりすると、

『お金払ったのに観れない』ていう気持ちになる。

多分、後から何らかの形で返金されはするんやろうけど…、自己都合(とするなら)返金ないことも考えられます。普通なら。

なので、「その場で返金します」もしくは「後日になりますけど返金します」て明示されてるだけで全然違うなって個人的には思います。そこ安心できれば事前支払いも多少増えて非接触のやり取りにつながるんちゃうかな。


いったんは以上。続いて、「これちょっと不安になった対応」をまとめます。

※個人的な意見&個人の単なる覚書です。

2019年11月13日水曜日

はじめてのアロマキャンドル

ちょっと、自分がどこへ行きたいのだかわからなくなってきましたが、

きょう、はじめてアロマキャンドルをつくりました。
冷まし中。うまくいったらいいなぁ。


というのは、
高校生時分に香水が好きで集めていたものの、
集めすぎて使い切れなかった子たちが多く。

大人になって服の趣味も変わったし、
おでかけも頻繁にしなくなったので使いどころがなく。

調べたら、香水でもキャンドルに香りづけできると。
ふむふむ。

お花とかフルーツとか入れなきゃ意外と簡単そう。
ふむふむ!

要は、『溶かして固める』以上。

あれですよ、バレンタインとかに女子がよくやる、『溶かして固める』ですよ。

(´-`).。oO(いや、なぜ溶かす!そのままのほうが絶対うまいから!)てなるやつです。


いや、なんなんでしょうね。
あの頃の、『溶かして固める』への熱意は。

手間と時間をかければ価値が上がる的なヤツは。


そんなことありません。

チョコレートってめちゃくちゃ繊細で
溶かす温度とか、固める時間とか、
ほんのちょっとのこと味とかツヤ変わるんですってよ。

だから一所懸命湯煎して固めても、
徹底管理の下でつくられたチロルチョコのほうが美味しかったりするんです。ざんねんながら。

話が逸れました。


そんなこんなでわたしも、
ロウソクを溶かして固めてアロマキャンドルをつくったわけです。

さんざんひねくれた後ですけれど、

いーんです。わたしは。これは。

自己満だから。


使わない香水消費するって目的があって、
なおかつちょっと楽しめたから。

びば。自己満。

まぁただ・・・


香水使うなら揮発するから、
ちょっと冷めてからいれるんだぞ!!

(混ぜてから知った。ちゃんとしらべましょう。)

2019年11月9日土曜日

ナンパされた話。

三条大橋って、けっこう前からナンパスポットなんですが、
女ひとりで10分くらいぷらっとしてたら、
だれかが声かけてあげなあかんルールみたいなんがたぶんあって、
例にもれずニイチャンが声かけてくれたわけです。

10分も動かずそこにいるわけですから、
普通に考えたらナンパ待ちなんでしょうけど、
わたしは別にぼーっとしてたわけではなくて、
一所懸命、お湯割りとおばんざいの店を探してたわけですよ。
暇じゃないんですよ、こっちは!!

しかもよく見るとそのニイチャン、
おそらくまぁ20代前半くらい。いってても25くらい?。。。は、いってないかなぁ。

いやこどもやん!!!!!

いやこっち、三十路こえてますけど!!!!

見る目!!!!!!!


こっちがビビって、
思わず聞き直してしまいました。

ニイチャン「あのー、すいません。ナンパなんですけど」
わたし「・・・。・・・えっ?」
ニイチャン「あの、ナンパ。」
わたし「え???」
ニイチャン「ナンパ。」
わたし「へぇ!はい。」
ニイチャン「ナンパなんですけど、バーとか開拓しようと思ってて」


わたし(心の声)『いやちょっと待てぃ!!』

20時からバーはやばいど。
身ぐるみ剥がされっど。


もうちょっと話きいて、ご馳走してくれるなら、
ボクちんのおサイフにも季節感味わわせてあげようかとも思ったんですけど、

まぁ声かけてくれていい思いさせてくれたし、
かわいらしい顔してたのでやめておきました。

もし、口説き文句が
「この辺に、いい割烹があるんですけど」とか、
「やさしいお料理食べれる店知ってます」とかなら、

確実に行ってた。

誕生日はなぜおめでたいのか。

小さい頃から、ずっと疑問でした。

誕生日って、なんで「オメデトウ」なのか。


31年前の11月8日、
そろそろお昼にしようかというとき、わたしはうまれた。

といっても、もちろんわたしにはそのときの記憶はない。
小学校だかの道徳の授業か、生活科だったか、総合学習か、
とにかく何かの授業で先生に言われたのだ。

自分が生まれたときの様子を聞いて発表しろ。と。
それも、6年間のうちに何回か、そういった授業があったのだ。

わたしは、わたしの「出生」について、
"人に聞いて学習した"。


なんだそれ。

自分のことを他者に聞いて自分を知るって。

「キミはこういうクセがあるね。」
「あらやだ気が付かなかった。」
「あはは」「うふふ」

てことだ。

「照れてるとき、髪かきあげる僕のクセからかうんだね」

てことだ。


なんだそれ。

そりゃオーマイキーみたいになるわ。と。
そりゃ僕の背中には羽はえるわ。と。


これは余談だが、以前、同棲していた彼に
「キミは、眠りにつく直前、必ず一回だけ歯を噛み鳴らす癖があるね」と言われた。

今もその癖はあって、指摘されたことで
「あ。ほんとだ。今、歯鳴らした。わたしは今眠いんだ。」と自覚するようになった。

いやおかげで眠気が覚めるのだ。
眠れそうだったのに。とんだ迷惑だ。


話が逸れた。


まぁ、こんな感じで、
わたしは人に教えられて、自分の誕生日を知った。
教えられなければ、わたしはわたしの誕生日を知ることはなかったし、
実際のところ、この日付が本当かどうかはわからない。

人の記憶は変わるし薄れるし、
記録が間違ってる可能性もある。そんな風に、教科書は何回も正解を変えてきた。


そんなこんなで、

わたしはどうも、「誕生日」がおめでたいものだとあまり感じたことがない。


そこで、今年の誕生日は、「誰にも祝われない日」にしよう。と、決意した。
というか、去年から決めていた。

残念ながら100%は無理だった。
世の中にはマメな人いる。

ありがたいが、やはりよくわからない。


"ほとんど"誰にも祝われず、教育された誕生日をいつも通り過ごしたわたしは、はたと気がついた。

【わたしの誕生日は、わたしのものではない。】と。

これまで32回この日を過ごしたけれど、
人から教えられなければ知らなかったし、
実感としてわたしが嬉しく感じた日はなかった。
ほかの日と何が変わったということはなかった。


ただし、

31年前のその日、ほかの日とは比べものにならないくらい
よろこんだ人はいたのだろう。

わたしの父と、母と。
"おにいちゃん"になった兄と。
この人たちの親や家族たち。

わたしの誕生日は、わたしへのおめでとうなんじゃなく、
この人たちへのおめでとうだったのか。

なぜ、誕生日がおめでたいのか。少しわかった。